ホイル焼き料理の話題から、アルミホイルってフランス語で何て言うのだろう?
ということになりました。そもそも、アルミホイルの「ホイル」って何?
タイヤのホイールのこと?
いやいや、英語で「foil」は「箔」のこと、英語ではアルミニウムフォイルだよと知りました。。このアルミ箔ですが、フランス料理を学ぶ人にとっては基本単語の一つになるかもしれません。
アルミホイルはフランス語で「アルミニウムの紙」
フランス語でアルミホイル(アルミ箔)は、
papier d’aluminium
パピエ ダリュミニオム
パピエは、エジプト文明のパピルスの語源に通じる紙のことで、日本語に直訳すると「アルミニウム紙」となります。
アルミニウムの「リュ」と「オ」の発音が日本語とは異なっているので、注意してください。最後の「ム」は唇を閉じるだけで、小さな「ム」が発音されます。
仮に「箔」であれば、フランス語には、feuille(フーユ)という言葉があり、「金箔」の場合は、feuille d’or(フーユドーる)となるのですが、
「アルミ箔」と言いたい場合は、
feuille d’aluminium
フーユ ダリュミニオム
と言うこともあります。
どちらでも通じるのですが、「紙」のほうが「箔」よりやや分厚くて強いイメージでしょうか。
若干のニュアンスの違いはありますが、「紙」の方が一般的ということもあり、紙派の方が、箔派よりも多いかもしれません。正確な統計はわかりませんが。
またこの末尾、〜 ium(イオム)で終わる単語は、何故か鉱物元素の名前、リチウム、カリウム、ほか多数によく使われますが、
その他にも、
- planétarium(プラネタりオム)プラネタリウム
- aquarium(アクワりオム)水族館
などがあり、同様の発音「オム」となります。イメージ的には、鉄骨の大建築に使われる印象です。
鉱物資源や鉄骨建築の名前に多く使われる「〜 ium」ですが、鉱物や重工業の話題で見かけた際は、この発音を実践してみてください。
*身近なフランス語「サランラップ」の発音についての記事も併せてご覧ください。