サランラップの「サラン」って何だろう?英語のラップ「wrap」は包むというニュアンスのようですが。しかし、「saran」って、サラダのことかしら?
サラダラップだと、トルティーヤとか春巻きのイメージになっちゃうか?と、フランス人も日本人も名前の由来は分からないようです。
名前の由来については諸説あるようで、真相は他のサイトに譲りますが、どうやら「サラン」は人の名前だそうです。
とりあえず、サランラップはあくまで商品名だということで落ち着きました。
サランラップはフランス語で「食品用フィルム」
さて、フランス語でサランラップは、
film alimentaire
フィルム アリマンテーる
というのが一般的です。
alimen の「en」の音は、[ ɑ̃ ] 後方のアンの鼻母音です。(◯ルビ部分)
taire の「ai」は、[ ɛ ] 開いたエの音です。
alimentaire は「食物の・食品に関する」という意味で、直訳すると「食べ物用フィルム」となります。
この他にも、
- film étirable(フィルム エティらブル)伸びるフィルム
- film plastique(フィルム プラスティック)プラスチックフィルム
と言っても通じますし、
やはり、
salade wrap(サラッド らップ)サラダラップ
と言ってもわかってもらえます。
結局、サランラップ自体はアメリカ生まれのプラスチックフィルムということで、日本ではそのまま商品名「サランラップ」が定着し、フランスでは、商品名を嫌ったのか「食べ物用フィルム」が定着した、ということの様です。
*身近なフランス語「アルミニウム」の発音についての記事も併せてご覧ください。